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開業freeeで開業届の申請手順を徹底解説【スマホで電子申請】

開業freeeを活用して開業届を申請する手順を解説します。

≫開業届の効果が知りたい人は「中小企業診断士は開業届必須」の記事をご覧ください。

最初はIDを作ります。
メールアドレスと、パスワードを設定下さい。

私はGoogleと連携させたら、後でスマホアプリでのログインがうまくいかなかったので、メールアドレスと、パスワードを入力することで設定する方がよさそうです。

目次

申告書の準備(入力)

ログインできると、次の画面で自分の情報を入力します。

開業freee入力画面

次は、仕事をする場所です。
副業のため自宅で作業を行う場合は、「自宅で働く」を選択します。

次に仕事の種類と、概要です。
「士業」と「中小企業診断士」を選択します。
種類を決めないといけないと思っていましたが、中小企業診断士という選択肢があったので簡単でした。

開業freee入力画面

次のようになります。

開業freee入力画面

次は屋号と事業開始日です。
屋号はつけてもつけなくても大丈夫です。

次の人は屋号を付けましょう。

 ・事業用の銀行口座、クレジットカード、印鑑を作成したい
 ・名刺に記載したい

確定申告時にも設定することもできますので、特にこの時点でこだわりがなければ、屋号を付けずに進みましょう。

事業開始日は、申請からさかのぼって1か月前まで設定できます。
私は区切りがよいので、1月1日付にしました。

次の収入は、事業所得を選択します。
収入は予想なので、自分の目標金額を記入しておきましょう。

開業freee入力画面

従業員は「今はない」を選択します。
確定申告の種類は初期設定のまま、「青色申告」がオススメです。
帳簿等は手間はかかりますが、事業所得の節税効果が高いのは青色申告だけです。

必要事項の入力は以上となります。
何かを考えて入力しないといけない項目がないため、開業を考えたら迷わず進められました。

すべての項目を入力のうえ、保存を押して確定させてから、「次へ」のボタンを押します。

開業freee入力画面

申告書の提出準備

次は、提出のための準備です。

書類提出先(税務署)の確認

住所から書類の提出先が指定されています。
近くの税務署が表示されているか確認しましょう。

開業freee内容確認画面

提出方法の選択

次は書類の提出方法の選択です。

「スマホで電子申請」が手間がなくオススメです。

「PCで電子申請」を選択すると、カードリーダーが必要になります。

マイナンバーを持っていない人は先にマイナンバーカードを取得しておきましょう。
マイナンバーカードの交付申請

マイナンバーカードの読み取りには、スマホを活用します。
タッチ決済ができる端末であれば読み取りができます。

最近のスマホ端末は対応しているはずですが、以下のURLからご自身のスマホが対応しているか確認しておきましょう。
ちなみに、iPhoneは7以上が対象となっています。

マイナンバーカードの読み取りができるスマートフォン

開業freee内容確認画面

提出書類の確認

次は書類の確認です。

先に入力していた自分の情報が「開業届出書」と「青色申告承認申請書」に記入されています。
「書類を確認する」をクリックして、内容の確認と、PDFダウンロードをしておきましょう。

開業freee内容確認画面
開業freee提出書類
開業freee開業届
開業freee青色申告承認申請書

申請の準備(スマホアプリダウンロード)

次は電子申請のためのスマホアプリをダウンロードします。

開業freee申請準備

「利用者識別番号の発行」、「電子証明書の登録」

次に、「利用者識別番号の発行」、「電子証明書の登録」を行います。

「freee電子申告開始ナビ」をクリックします。

freeeの電子申告開始ナビのガイドも参考下さい。

開業freee申請準備
電子申告開始ナビ
電子申告開始ナビ
電子申告開始ナビ
電子申告開始ナビ

利用者識別番号の取得

電子申告開始ナビ

「e-TAXで識別番号を取得する」をクリックすると、以下の画面が表示されるため、必要事項を記入します。

電子申告開始ナビ

次のように「利用者識別番号」の発行が完了しました。
写真に撮るか、データとして保存か、印刷して手元に残しておきましょう。

利用者識別番号

電子証明書の登録

次に、「電子証明書の登録」を行います。
発行された「利用者識別番号」を入力して、「登録」をクリックします。
スマホでQRコードを読み取ると電子申告アプリが立ち上がりますので、マイナンバーカードを読み取ります。

スマホアプリをインストールしている状態で、QRコードを表示させて読み込むことでログインする必要があります。

QRコードを読み込まずにアプリにメールアドレスとパスワードを入れてもログインできないため注意が必要です。
私は何度かログインに失敗して、数分間ログイン制限がかかってしまいました。

電子証明書の登録

スマホアプリでの読み取りが完了した後、受付が完了していることを確認します。
e-TAXの暗証番号を入力して「受付結果の確認」をクリックすると、受付完了が表示されます。

電子証明書の登録

受付完了を確認できたら、「開業届を提出」をクリックして、先に申請していた画面に戻ります。
※新たな画面を開いても、先の申請画面でもどちらでも入力情報は保存されているため問題ありません。

電子証明書の登録

「開業届」と「青色申告書」の提出

次に、先の画面に戻り、「開業届」と「青色申告書」の提出を行います。
マイナンバーと利用者識別番号を入力して、「提出」をクリックしてでてきたQRコードをスマホで読み取り、電子申告アプリでマイナンバーカードを読み取ります。

開業freee申請画面

ここまでできたら、最後に受付結果を確認します。
e-TAXの暗証番号を入力して「受付結果の確認」を押すと、受付結果が表示されます。
受付結果に、「個人事業の開業・廃業等届出」、「所得税の青色申告承認申請」が表示され、受付結果が「受付完了」となっていることを確認しましょう。

開業freee申請画面

以上で申請は完了です。

これであなたも個人事業主としての一歩を踏み出せたところです!

これからの個人事業主ライフを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

2014年に25歳で中小企業診断士を取得し、企業内診断士として7年活動しています。
副業で企業支援14社、補助金申請8件、研究会活動、記事執筆等経験があります。
診断士の資格を取得することで社会人生活を豊かにするための、診断士受験のメリット、ノウハウを解説します。

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