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【必見】中小企業診断士2次試験攻略のカギは過去問を解けること(演習問題と過去問の違いを徹底的に理解する)

中小企業診断士の2次試験について説明します。

目次

中小企業診断士試験

 試験は、以下のステップとなります。
 ①1次試験(7科目)マーク試験(2日) 20%程度の合格率
 ②2次試験(4事例)筆記試験(1日) 20%程度の合格率
 ③2次試験 口頭試問(1日) 99%程度の合格率

中小企業診断士 2次試験

中小企業診断士の2次試験は4つの事例問題に分かれています。
事例1 経営戦略、マーケティング、人事労務
事例2 マーケティング、小売・サービス業
事例3 メーカー、工場管理
事例4 財務会計、投資判断、財務分析等

それぞれの特徴について説明します。
テストは毎年10~11月頃に実施されます。
1日で4事例の問題を回答します。

1次試験との関連性

1次試験では、以下の通りの関係性となります。
3科目を中心として複合問題が出題されます。
このため、3科目は深くまで理解した知識の習得をしておくことで2次試験を有利に進めることができます。

事例1 ・・・ 企業経営理論
事例2 ・・・ 企業経営理論&運営管理
事例3 ・・・ 運営管理
事例4 ・・・ 財務会計

2次試験攻略のカギ(勉強における重要な考え方)

私は、2次試験は最初は資格試験講座の試験問題を何事例も解いていましたが、最終的には過去問を何度も解くという勉強法に変更しました。


1次試験を合格後に受験した2次試験では2か月間で何種類も問題を解き事例問題になれることを優先していました。
そのまま挑んだ本番の試験では、今まで解けていたはずの問題が解けないという感覚に陥りました。
この感覚は、資格試験講座の問題を何度も解くことによって、資格試験の学校が作る問題に慣れてしまったことが問題でした。


本番との違いは、以下の点です。

練習問題 ・・・ 解答を導くための要件を与件分に入れている
本番問題 ・・・ 与件分に明示していないため複数の解答が考えられる


この違いを理解して勉強することが必須です。
この考え方は、資格試験の学校では教えてもらえませんのでぜひ意識頂くことをお勧めします。

解決するためには、本番では与件分を読み、解決の方向性を自分の知識から引き出す訓練をしておくことです。

例えば、「人的資源管理」というキーワードが出てきたときに、与件分から答えを探すのではなく、採用・配置・育成・評価・報酬という解答や、目標設定を行うことや、パートの従業員登用制度の構築、資格取得支援制度、社内資格制度、モチベーションやモラールの向上、等々の解決策を頭に思い浮かべたうえで、選択して解答するという思考の流れが必要です。

中小企業診断士の試験であるため、大きな方向性はあるにせよ、唯一無二の答えはないという前提を持ち、提言する意識が必要です。

2次試験の得点開示

2021年度現在は、受験すると全ての受験者に対して、得点が郵送されます。


得点開示によって、不合格になった場合でも、翌年の試験に向けた学習計画が立てやすくなりました。

私が受験していたときにちょうどインターネット上で得点開示請求をした人がいたので、私も得点開示請求を行いました。

私は合格した年度は、4事例とも60点を超えており、事例4は80点以上ありました。

2次試験合格のカギは事例4(財務会計)

事例4は財務会計であり得意不得意が出やすい科目です。2次試験を合格するためには、苦手な人が多い事例4を攻略することが合格に近づきます。

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この記事を書いた人

2014年に25歳で中小企業診断士を取得し、企業内診断士として7年活動しています。
副業で企業支援14社、補助金申請8件、研究会活動、記事執筆等経験があります。
診断士の資格を取得することで社会人生活を豊かにするための、診断士受験のメリット、ノウハウを解説します。

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